Japanese
English
特集 症状からみた汎用医薬品の副作用
腹痛および下痢
Abdominal Pain and Diarrhea
鈴木 紘一
1
Koichi Suzuki
1
1国立東京第二病院消化器科
pp.493-494
発行日 1992年6月15日
Published Date 1992/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900461
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- Abstract 文献概要
・腹痛および下痢の原因が明らかに薬剤による場合,通常副作用の観点から扱われるが,薬剤が有する本来の薬理作用に基づく病態も多いので,注意が必要である.
・経口投与された薬剤は消化管粘膜に直接影響を与えるので,他臓器にみられる副作用に比し頻度が頗る高い.
・あらゆる種類の治療薬が腹部症状を起こす可能性があると言っても過言ではなく,薬歴聴取は必須である.
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