日常医療のOne Point Advice
短い診療時間の中でどのように面接を構成するか
石橋 幸滋
1
1自治医科大学地域医療学
pp.483
発行日 1992年6月15日
Published Date 1992/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900456
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3分診療と言われる外来診療の中で,面接をどのように組み立てていくかは重要な課題である.今回は,面接の構成のテクニカルポイントについて述べる.
テクニック1 患者の答えやすい質問から入る.最初は,「どうされました?」,「いつからですか?」,「どこが痛いのですか?」など答えが限定された質問(閉じた質問)で患者の緊張をほぐすが,閉じた質問ばかりの面接では重要な情報を聞き逃すことが多い.
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