特集 耳・鼻・のどのトラブル対応―耳鼻咽喉科コンサルテーションをする前に
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pp.525
発行日 2012年7月15日
Published Date 2012/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414102548
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Q 好酸球性副鼻腔炎の診断についてポイントを教えてください．
A 病理組織学所見から，好酸球型と非好酸球型に区別することで慢性鼻副鼻腔炎の亜分類を試みたことにより，好酸球性副鼻腔炎の概念が生まれた．血中の好酸球数や副鼻腔の病的粘膜の好酸球浸潤の増加が，病変の重症度や術後の予後不良に相関している．好酸球性副鼻腔炎の病態はまだ十分に解明されていないが，喘息を合併する場合が多く，また喘息の発症前の症例も多く含んでいるため，喘息との共通した病態が示唆されている．
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