特集 チームを動かすコンサルテーション
【コンサルテーションの反省例】
<医師-多職種>総合内科病棟―総合医からコメディカル
佐藤 まり子
1
1諏訪中央病院内科総合診療部
キーワード:
コメディカル
,
コミュニケーション
,
リハビリテーション
,
相互理解
,
共通認識
Keyword:
コメディカル
,
コミュニケーション
,
リハビリテーション
,
相互理解
,
共通認識
pp.206-207
発行日 2012年3月15日
Published Date 2012/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414102444
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Case
最後の希望をかなえるために,多職種で協力した症例
患者:70代,男性.
生活背景:手の不自由な妻と二人暮らし.
現病歴:3年半前に筋委縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS,J1)を発症した.発症後3年を過ぎたころから嚥下障害,呼吸機能障害が徐々に悪化し,肺炎を併発し入院した.経管栄養や人工呼吸器の使用を拒否していたため,今後の全身状態の悪化は明らかだった.本人の希望は,経口摂取の継続ともう一回自宅に戻ること.その希望をかなえるため,病棟スタッフ(多職種)で取り組むこととなった.
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