JIMで語ろう
患者の生活を支える 在宅医療の現場から―社会学者とプライマリ・ケア医との対話<前編>
上野 千鶴子
1
,
松村 真司
2
1東京大学大学院人文社会系研究科社会文化研究専攻社会学専門分野
2松村医院
pp.872-880
発行日 2010年11月15日
Published Date 2010/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414102038
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2000年の介護保険法施行から10年が経ち,在宅ケアの現場の現在(いま)は,そして在宅ケアにかかわる意義とはどのようなものだろうか.
フェミニスト社会学の旗手であり,近年は『当事者主権』『おひとりさまの老後』など介護・福祉分野でも数々の話題作を発表し,インタビュアーとしても卓越した腕を持つ社会学者の上野千鶴子氏.そして,東京・世田谷のプライマリ・ケア医/家庭医として,地域に根ざした在宅ケアにかかわる松村真司氏.本対談では,お二人それぞれの立場から「在宅のいま」をディスカッションしていただくことにより,在宅ケアにおける展望・課題とその魅力を明らかにします.(本対談は,全2回で掲載します)
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