JIMで語ろう
患者の生活を支える 在宅医療の現場から―社会学者とプライマリ・ケア医との対話<後編>
上野 千鶴子
1
,
松村 真司
2
1東京大学大学院人文社会系研究科社会学研究室
2松村医院
pp.990-998
発行日 2010年12月15日
Published Date 2010/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414102065
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2000年の介護保険法施行から10年が経ち,在宅ケアの現場の現在(いま)は,そして在宅ケアにかかわる意義とはどのようなものだろうか.
フェミニスト社会学の旗手であり,近年は『当事者主権』『おひとりさまの老後』など介護・福祉分野でも数々の話題作を発表し,インタビュアーとしても卓越した腕を持つ社会学者の上野千鶴子氏.そして,東京・世田谷のプライマリ・ケア医/家庭医として,地域に根ざした在宅ケアにかかわる松村真司氏.本対談では,お二人それぞれの立場から「在宅のいま」をディスカッションしていただくことにより,在宅ケアにおける展望・課題とその魅力を明らかにします.(前編は『JIM』20巻11号に掲載いたしました)
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