となりの総合診療部[51]
済生会宇都宮病院―総合内科・救急診療科・家庭医コース
伊東 剛
1
1済生会宇都宮病院総合内科
pp.402-403
発行日 2009年5月15日
Published Date 2009/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414101697
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済生会宇都宮病院は病床数644で,栃木県救命救急センターを併設.医師数は,164名(うち総合内科25名,救急診療科7名,家庭医2名)である.質の高い地域医療は,総合医(Generalist)と専門医(Specialist)が共存・協力して実現できる.当院では総合内科,救急診療科,家庭医コースそれぞれに後期研修プログラムを擁し,専門医育成はもちろん,臓器別に分類しない総合医(総合内科医・救急医・家庭医)の育成にも力を入れている.これらプログラムは研修医の希望を叶えられる自由度が高く,目標とする医師像に合わせて相互乗り入れも可能である.総合内科・各専門診療科・救急診療科・臨床研修医などすべての医師がひとつの総合医局に共存してデスクをもつのも特徴で,情報交換がしやすい環境である.研修医が指導医に質問・相談できる雰囲気があり,口コミで若手医師を集めることに成功している.
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