JIM Lecture
―プライマリ・ケア医のための栄養指導術②―気をつけているつもりの盲点―脂質・塩分・カルシウム
乾 路恵
1
,
横林 賢一
1,2
1生協浮間診療所
2北部東京家庭医療学センター
pp.686-691
発行日 2008年8月15日
Published Date 2008/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414101489
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◆外来で診療をしていると,糖尿病,高血圧,脂質代謝異常などの生活習慣病,高齢者の栄養問題に遭遇することが多いですよね.生活習慣の指導として「野菜を多く摂りましょう」「運動をしましょう」,高齢者には「やせてきたらたんぱく質を摂るといいです」などのおおまかなアドバイスはできるものの,それ以上の介入は難しいという話をよく耳にします.そんな皆様に栄養士としてお伝えしたいことを,「プライマリ・ケア医のための栄養指導術」として,3回シリーズにまとめてみました.先月は「第1回 エネルギーを抑える工夫」をお送りしました.今月は「第2回 気をつけているつもりの盲点―脂質・塩分・カルシウム」について解説します.
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