Update' 07
第22回 日本家庭医療学会印象記
藤原 靖士
1
1奈良市立月ヶ瀬診療所
pp.900-901
発行日 2007年10月15日
Published Date 2007/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414101248
- 有料閲覧
- 文献概要
日本家庭医療学会へは,前身の家庭医療学研究会の頃の10年以上前からほぼ毎年参加しています.以前は参加者が100名に満たないこともあり,全体での懇親会で参加者全員がマイクを持って自己紹介・近況報告をしていました.一昨年はWONCAアジア太平洋会議,昨年はプライマリ・ケア学会との共同開催と,大きな規模で行われてきましたが,今年は,久々に家庭医療学会単独での開催でした.会場も損保会館という都内の通常のオフィスビルで開催され,かつての「研究会時代」を思い出しました.
しかし,参加者は600名以上と,以前とは比較にならないほど大人数となっていました.研修医や学生も多く参加し,「医師の配偶者・家族のためのワークショップ」があり医師の家族の参加もありました(会場内で子ども連れの先生をたびたび拝見しました).「地域診断」や「市民活動」についての発表やワークショップでは,医療職でない市民・NPOの方が参加され,参加した医師と意見交換していました.
Copyright © 2007, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.