What's your diagnosis?・20
打ち身にご用心
石丸 裕康
1
,
東 光久
1
,
八田 和大
1
,
郡 義明
1
Hroyasu Ishimaru
1
,
Twrumasa Azuma
1
,
Kazuhiro Hatta
1
,
Yoshiaki Koori
1
1天理よろづ相談所病院総合内科
pp.649-651
発行日 2004年8月1日
Published Date 2004/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100995
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病歴
患者:16歳,男性.
主訴:右大腿部痛・発熱.
現病歴:生来健康.入院6日前からラグビー部の合宿で長野へ出かけていた.入院3日前の練習中に他部員の膝で右大腿部を強打した.その日は湿布で様子をみていたが,翌日になって痛みが増強し,力を入れることができなくなった.同日夜より悪寒・食思不振が出現し,40℃の発熱に気づいた.翌日(入院前日)長野の病院を受診.感冒と診断され感冒薬・解熱薬を処方されたが,38~40℃の発熱・右大腿部痛が続くため,天理へ戻り本院救急外来を受診,即日入院となった.
既往歴:1年前;右腎盂尿管移行部狭窄症.
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