となりの総合診療部[28]
虎の門病院分院内科総合診療科
南郷 栄秀
1
1国家公務員共済組合連合会 虎の門病院分院内科総合診療科
pp.366-367
発行日 2007年4月15日
Published Date 2007/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100928
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虎の門病院は,国家公務員共済組合連合会の中核的医療施設として1958(昭和33)年に設立されました.設立時から,国家公務員以外にも広く開かれた病院となっています.高度の専門診療を可能にする専門分化した診療体制,充実した検査体制,病棟専門医(レジデント)の24時間病棟常駐体制など,当時としてはきわめて先進的な構想を具体化する形で虎ノ門に建設されました.
分院は,疾患の系統的な特殊治療・専門治療を行い,またリハビリテーションなどにより患者の社会復帰の促進を図ることを目的として,1966年に神奈川県川崎市梶ヶ谷に設置されました.ながらく慢性期の療養病院としての位置づけでしたが,外来診療を開放してほしいとの地域住民の要請を受けて,2002年3月に当科が設置され,本格的に地域医療への貢献がスタートしました.
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