今月の主題 臨床検査コンサルテーション/診療支援
各論
2.検査相談の実際
虎の門病院
佐藤 真由美
1
,
稲田 政則
2
,
米山 彰子
2
Mayumi SATO
1
,
Masanori INADA
2
,
Akiko YONEYAMA
2
1虎の門病院臨床検体検査部検体受付管理科
2虎の門病院臨床検体検査部
pp.340-341
発行日 2009年3月15日
Published Date 2009/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101926
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1.はじめに
当院の検体受付管理科では,20年以上前から,診療支援として医療スタッフ向けの検体検査マニュアルや,患者向け検査説明書などの整備を行う一方で,医師,および他の医療スタッフからの検査相談に対応してきた.現在,担当者は臨床検査技師1名で,検体受付管理科に所属する他の2名とローテーションで対応している.相談件数は一日に20~30件で,ほとんどは電話によるものである.その場ですぐに返答できる案件については即答し,確認,調査が必要な案件については,後刻,改めての報告としている.調査,確認後の報告も,電話での口頭回答が多く,必要に応じて資料提供,および面談をすることもある.専用の書式による文書報告は行っていない.患者向け相談も同じスタッフが担当しているが,頻度は1~2か月に1件と低い状況にある.
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