となりの総合診療部[10]
勤医協中央病院総合診療教育部
pp.858-859
発行日 2005年10月1日
Published Date 2005/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100181
- 有料閲覧
- 文献概要
この夏開院30周年を迎えた勤医協中央病院は402床で,札幌市東区の基幹病院として発展してきました.2002年4月,患者中心の診療を実践し卒後研修必修化に対応した研修医への教育を効率的に行うため,総合診療病棟を開設しました.当初5名の指導医でスタートし,毎年10~14名の研修医を受け入れてきました.
特色
総合診療病棟は2002年春,64床で出発しましたが,2003年春からは2病棟(76床)に拡大し,1年間の入院患者は約1,500名で,インターベンションを必要とする病態を除き,あらゆる内科疾患を持つ患者が入院しています.疾患別では,消化器疾患,呼吸器疾患,感染症,代謝内分泌疾患,神経疾患,循環器疾患,アレルギー膠原病,腎臓疾患,血液疾患の順に多くなっています.その他,精神科,整形外科や耳鼻科疾患も受け入れて,各科と連携して診療にあたります.
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.