病院めぐり
勤医協中央病院外科
原 隆志
pp.1176
発行日 1998年9月20日
Published Date 1998/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903281
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当院は社団法人北海道勤労者医療協会(勤医協)のセンター病院として1975年6月2日,札幌市東区の田園,葱畑の真ん中に開院しました.現在は高速道路がそばを横切る繁華街となり,JR札幌駅から車で約20分の所にあります.現在では地域の基幹病院としても期待され,また厚生省臨床研修指定病院として毎年多くの新卒医師を迎え入れています.歴史的には当協会のセンター病院を白石区から現在の東区に移転したことから始まります.前旭川厚生病院院長藤井敬三先生が初代院長兼外科科長として赴任されました.当協会は全日本民主医療機関連合会(民医連)に加盟しており,その医療姿勢は「働くひとびとの医療機関」としての立場です.全道に11の病院と28の診療所,訪問看護ステーション,老人保健施設,特別養護老人ホーム,保健薬局,看護学校を有する北海道民医連のセンター病院として位置づけられています.診療科22,病床数457床を有し,1日平均外来患者数は約950人,常勤医師85名,非常勤医師3名で診療に当たっています.
外科は消化器外科,呼吸器外科,心臓血管外科,乳腺外科,内分泌外科などを中心に一般外科を担当しています.
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