連載 病院めぐり
勤医協中央病院
坂本 和利
pp.709
発行日 2000年5月10日
Published Date 2000/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904043
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北海道勤医協は,働く者の医療機関として1949年に創立され,患者の立場に立った医療を目指して今日まで歩んできました.勤医協中央病院は,1975年に北海道勤医協のセンター病院として,一面タマネギ畑であった札幌市東区の現在地に,内科,外科の150床で開設されました.以後,施設規模と診療内容の拡充が行われ,開院20周年に当たる1995年には457床になりました.1999年現在,内科9グループを含めて21の科・グループで構成され,常勤医師84名,1日の外来患者数約1,000人の地域の基幹病院となっています.
主な診療圏は,病院所在地を中心とする札幌市内と近隣市町村ですが,北海道内各地の関連施設10病院,26診療所からも多数の患者が紹介されてきます.また,医師研修の場としては,以前より新卒医師の研修を受け入れていましたが,1997年度に厚生省臨床研修病院に認定され,現在,21世紀に向けて研修要項の改訂に取り組んでいます.同時に,22の専門学会認定施設として全国から医師の専門分野の研修を受け入れています.
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