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特集 私の行っている縫合と吻合の手技・1
膀胱内操作法による膀胱・尿管新吻合術
Ureterovesiconeostomy by means of intravesical manipulation
上領 頼啓
1
Yoriaki Kamiryo
1
1済生会下関総合病院泌尿器科
キーワード:
膀胱・尿管新吻合術
,
逆流防止術
,
膀胱内操作法
Keyword:
膀胱・尿管新吻合術
,
逆流防止術
,
膀胱内操作法
pp.921-927
発行日 2002年10月20日
Published Date 2002/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903637
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尿管と膀胱の吻合を必要とする疾患は多く,泌尿器科医にとっては膀胱・尿管新吻合術は習得すべき必須の術式である。吻合法に関して多くの手術方法が報告されているが,術式は膀胱内,膀胱外,膀胱内・外操作法に大別される。それぞれの方法には難易の差はあるが,症例の病態に応じて手術術式を選択すべきである。ときにはそれを手術中に決めなければならない場合もある。したがって膀胱・尿管新吻合術を行う限りはどんな状況にも対処できるようにいずれの操作法にも習熟しておく必要がある。本稿では膀胱・尿管新吻合術の代表的な疾患である膀胱尿管逆流症について膀胱内操作法であるCohen法とPolitano-Leadbetter法について述べる。
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