Japanese
English
特集 ドレッシング—創傷管理の新たな展開
擦過創,感染創に対するドレッシング
Dressing for excoriation and infection wound
赤松 順
1
,
田嶋 定夫
1
Jun AKAMTSU
1
,
Sadao TAJIMA
1
1大阪医科大学形成外科
キーワード:
擦過創
,
感染創
,
ドレッシング
Keyword:
擦過創
,
感染創
,
ドレッシング
pp.317-321
発行日 1997年3月20日
Published Date 1997/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902664
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最近,ドレッシングとは,創傷被覆法という意味だけでなく,広く全般的な創傷の管理方法を示す概念として捉えられている.そして,様々な創傷被覆材の開発と相俟って,閉鎖性ドレッシングの重要性が強調されている.ドレッシングの基本は,どのような創傷であれ,現在の創傷の状態を正しく把握し,それに適した治癒環境を提供することにある.以前より存在する方法から新しく提唱される方法まで幅広く理解し,創処置の原則や各種軟膏,創傷被覆材などの特徴に精通し,一般的な管理法を基準として,個々の症例に応じて,局所のみならず,あらゆる条件を検討,考慮し,対応するべきである.
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