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特集 腹腔鏡下前立腺全摘除術
腹腔鏡下前立腺全摘除術—われわれの方法とコツ
Laparoscopic radical prostatectomy
寺地 敏郎
1,2
,
奥村 和弘
1
Toshiro Terachi
1,2
,
Kazuhiro Okumura
1
1天理よろづ相談所病院泌尿器科
2東海大学医学部泌尿器科
キーワード:
前立腺癌
,
前立腺全摘除術
,
腹腔鏡
Keyword:
前立腺癌
,
前立腺全摘除術
,
腹腔鏡
pp.491-496
発行日 2002年6月20日
Published Date 2002/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903569
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腹腔鏡下前立腺全摘除術は形成術を必要とする癌の手術であり,癌の根治と術後のQOLの維持の両者の両立を必要とする。また,開放手術においてはしばしば輸血を必要とするような多くの出血を伴うことも稀ではない。このような手術を安全確実,かつ短時間で行うには的確な器具の選択と使用法,正確な解剖の理解,さらに十分なトレーニングに基づいた緻密な手技の積み上げが要求される。すなわち,各ステップの一つ一つの過程でのピットフォールの認識とその回避,チームプレイとしての器具のハンドリングを十分に理解しておくことが重要である。
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