Japanese
English
セミナー 泌尿器科医に必要な新しい医療材料の知識・1
合成吸収性癒着防止材
Absorbable adhesion barrier for abdominal surgery
貞廣 荘太郎
1
,
鈴木 俊之
1
,
石川 健二
1
,
田中 洋一
1
,
増田 貴久
1
,
向山 小百合
1
,
安田 聖栄
1
,
田島 知郎
1
,
幕内 博康
1
Sotaro Sadahiro
1
,
Toshiyuki Suzuki
1
,
Kenji Ishikawa
1
,
Yoichi Tanaka
1
,
Takahisa Masuda
1
,
Sayuri Mukoyama
1
,
Seiei Yasuda
1
,
Tomoo Tajima
1
,
Hiroyasu Makuuchi
1
1東海大学医学部消化器外科
キーワード:
absorbable adhesion barrier
,
インターシード®
,
セプラフィルム®
Keyword:
absorbable adhesion barrier
,
インターシード®
,
セプラフィルム®
pp.45-49
発行日 2002年1月20日
Published Date 2002/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903425
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開腹手術後の癒着はイレウス,慢性の腹痛,不妊の原因となることがあり,再手術の際には手術操作を困難にする。手術後の癒着を軽減する目的で開発された合成吸収性癒着防止材にはセプラフィルム®とインターシード®があり,いずれも生体内で分解され吸収される。保険診療下で使用可能であり,セプラフィルム®は主として開腹手術の閉腹時に腹壁直下に留置され,インターシード®は主として手術操作を加えた産婦人科臓器表面に使用されている。これらの使用方法,臨床成績を述べた。
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