学会印象記
第95回米国泌尿器科学会(AUA)
星 宣次
1
1東北大学医学部泌尿器科
pp.733-735
発行日 2000年8月20日
Published Date 2000/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903052
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平成12年4月29日から5月4日までジョージア州アトランタにて開催されました。AUAにはほぼ毎年参加しているが,今年のAUAの印象を述べさせていただきます。
State-of-the-art-lecturesの中からMount SinaiMedical CenterのDroller教授がMolecular markersin diagnosis of carcinoma of the bladderと題するlectureを行った。NMP−22,hyaluronidase,telomerase,BTA Stat,BTA Trakなどの尿中markerは再発や進展の早期発見に有用となる可能性があるが,膀胱鏡や細胞診などの従来の検査法がなくなることはない。これらのマーカーは個々の症例の治療経過の十分なガイドとはなっていない。
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