病院めぐり
足利赤十字病院泌尿器科
中田 誠司
pp.549
発行日 1999年6月20日
Published Date 1999/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902696
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足利市は,栃木県の南西部,群馬県との県境にあり,人口約17万人で宇都宮に次ぐ栃木県第二の都市です。足利市というと,足利学校,足利銀行などが有名ですが,当院はその中心地の北西部にあります。当院の歴史は,1949(昭和24)年7月に,日本医療団の解散にともない日本赤十字社に経営が移管され,日本赤十字社栃木県支部足利赤十字病院として発足しました。当初の病床数は23床で,病床や設備の拡充により1960(昭和35)年に総合病院になりました。その後も増改築がなされ,現在は"すみれ","ひまわり","さくら"の3棟よりなる620床,標榜科20科の病院となっています。
当科は,1958(昭和33)年に皮膚泌尿器科が開設され,1969(昭和44)年になって皮膚科と泌尿器科が分離・独立しました。以来,泌尿器科は群馬大学より派遣され,初代部長の篠崎忠利先生,2代目部長の栗原 寛先生に引き続き,現在の高橋薄朋("ひろとも"と読みます)部長が1971(昭和46)年1月より当科を率いてきました。高橋部長が赴任された頃は2人の常勤でしたが,のちに3人となり,さらに去年の10月より1人増えて現在は4人で診療に当たっています。病棟は"すみれ"5階(宝塚のような美人看護婦ばかり)の耳鼻咽喉科との混合で,35床のうち当科が30床弱を使用しています。
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