増刊号特集 泌尿器科画像診断
Ⅱ.基本的な検査—手技と診断のポイント
血管造影
中島 淳
1
,
成松 芳明
2
,
村井 勝
1
Jun Nakashima
1
1慶應義塾大学医学部泌尿器科
2慶應義塾大学医学部放射線科
pp.126-133
発行日 1999年3月30日
Published Date 1999/3/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902567
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1 はじめに
現在行われている経皮カテーテル法はSeldingerが1953年に発表し,それまで行われていた外科的血管露出法やdos Santos法に比べ出血などの危険を減らし,大動脈分枝の選択的造影を可能にした。Seldinger法は一般的に汎用されている手技であるが,安全に施行するためにはその基本手技に熟知せねばならない。
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