病院めぐり
星ケ丘厚生年金病院泌尿器科
百瀬 均
pp.1061
発行日 1998年12月20日
Published Date 1998/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902482
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星ケ丘厚生年金病院は,大阪府の東端の枚方市星丘の丘陵地に,国道1号線に面した形で位置しており,大阪市内から20km,京都市内から25kmの距離にあります。当院は1953年の開設後,主に結核治療を中心に運営されてきましたが,結核患者の減少に伴い1968年に社会保険連盟に移管され,脊髄損傷患者や脳卒中患者に対するリハビリテーション医療を中心として発展してきました。その後,診療科の充実を積極的にはかり,現在では一般病棟・結核病棟・脊髄損傷専門病棟を合わせて病床数644床を擁し,ICU(3床),血液透析施設(12床)を備え,診療科19科,常勤医師92名,臨床研修医10名,理学療法士などのリハビリテーションスタッフ38名を擁する一大総合医療施設として,リハビリテーション医療の伝統を守りつつ,大阪府東部の地域基幹病院としての重責を担っています。
泌尿器科の歴史は1972年に大阪大学から中新井邦夫部長が赴任したときに始まり,1981年に中新井部長が惜しまれながら夭逝した後,山田 薫部長(奈良医科大学S48年卒)が2代目部長として16年間の長きにわたり主任の責務を担い,診療内容の充実に努めてまいりました。
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