特集 一般病院におけるリハビリテーション部門
結核療養所からの変貌—星ケ丘厚生年金病院
鏡山 松樹
1
1星ケ丘厚生年金病院
pp.31-35
発行日 1970年7月1日
Published Date 1970/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204008
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はじめに
当院は,結核療養所からメディカルリハビリテーション(以下,リハと略記す)に重点をおく病院に変貌している過程にあり,結核,一般疾患,脊髄損傷および脳卒中後遺症の各種病棟を運用しながら,他方では旧病棟を次つぎ取りこわして全面的近代化の建設工事を進めている関係上,病院の運営そのものに流動的要素がきわめて多い.また,リハ部門の歴史も浅く,整備も不十分であり,運営についてまとまった成績を述べる段階ではないと思われるが,せっかくの機会であるので,病院の性格転換の経過,現況および将来の構想について概略を述べてみたい.
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