病院めぐり
星ケ丘厚生年金病院泌尿器科
山田 薫
pp.354
発行日 1993年4月20日
Published Date 1993/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900944
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星ケ丘厚生年金病院は大阪府と京都府の境,大阪府枚方市星ケ丘の丘陵地に建っており,直接,国道一号線と接しております。大阪市内から20km,京都市内からは25kmの位置で,大阪京都間を結ぶ私電「京阪電車枚方駅」からはバスで10分の距離です。
当院は1953年1月,健康保険星ケ丘病院として設立され,主として結核治療専門病院として運営されてきました。しかし結核患者の減少に伴い,15年後の1968年1月,移管されて星ケ丘厚生年金病院となり,当初は整形外科主体のリハビリテーション病院として運営されました。1971〜1973年,「真のリハビリテーション医療は総合病院でなければ達成できない」と言う故中島佐一院長の考えにもとづき,徐々に診療科を増設し,1976年には総合病院の認可を受けるようになりました。現在では病床数644床,診療科17科,常勤医は90名となっております。設立の経緯よりリハビリテーション部門は充実されており,理学療法士23名,作業療法士10名,言語療法士5名,心理判定士1名,医療ソーシャルワーカー3名を擁するとともに,脳卒中専門病棟56床,脊髄損傷専門病棟58床を運営しています。
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