増刊号特集 術者からみた局所解剖
Ⅵ その他
1.腹腔鏡手術に必要な局所解剖
精索静脈瘤・腹腔内精巣
牛山 知己
1
,
鈴木 和雄
1
Tomomi Ushiyama
1
,
Kazuo Suzuki
1
1浜松医科大学泌尿器科
pp.241-244
発行日 1997年4月30日
Published Date 1997/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902063
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精索静脈瘤・腹腔内精巣に対する腹腔鏡下手術の際に必要な局所解剖について概説する。腹腔鏡下手術が開放手術と最も異なる点は,腹腔外の組織を腹腔内からみて操作する点にある。したがって腹腔鏡下手術では腹腔内からみた精巣血管,精管の走行や腹腔内臓器も含めた周囲との位置関係,および精巣血管,精管の構成成分についてよく理解しておく必要がある。
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