増刊号特集 術者からみた局所解剖
Ⅴ 泌尿器科手術に必要な腸管の局所解剖
回腸導管
森 義則
1
Yoshinori Mori
1
1兵庫医科大学泌尿器科
pp.217-221
発行日 1997年4月30日
Published Date 1997/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902059
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最近,Kockパウチをはじめとしてcontinenturinary diversionのいろいろの術式が行われるようになってきているが,1950年にBricker1)によって報告された回腸導管は,尿路変向術としては,今なお最も多く施行されているスタンダードな術式である。以下には,筆者が回腸導管を行う際に思い浮かぶ局所解剖に関係したことがらを述べる。
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