増刊号特集 術者からみた局所解剖
Ⅲ 男性尿道・陰茎および腹壁の局所解剖
1.男性尿道・陰茎
尿道再建術
萬谷 嘉明
1
Yoshiaki Banya
1
1岩手医科大学泌尿器科
pp.143-149
発行日 1997年4月30日
Published Date 1997/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902045
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男子の尿道は膀胱頸部の内尿道口を起始部とし,前立腺,尿生殖隔膜,陰茎内(尿道海綿体と亀頭)を通過し外尿道口に至る長さ約18〜25cmの管状器官で,近位尿道(または後部尿道)と遠位尿道(または前部尿道)とに分けられる。近位尿道を壁内部尿道,前立腺部尿道,膜様部尿道に,遠位尿道を球部尿道,振子部尿道,亀頭部尿道に分けて1-3),尿道再建術に必要な局所解剖を概説する。
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