増刊号特集 前立腺疾患'96
ワンポイントレッスン
前立腺癌に対する骨盤内リンパ節吸引生検のコツ
星 宣次
1
,
高橋 とし子
1
,
毛 厚平
1
,
金田 隆志
1
,
折笠 精一
1
Senji Hoshi
1
1東北大学医学部泌尿器科
キーワード:
前立腺癌
,
リンパ節生検
Keyword:
前立腺癌
,
リンパ節生検
pp.279-281
発行日 1996年3月30日
Published Date 1996/3/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901788
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前立腺癌の治療において,骨盤内リンパ節転移の診断はきわめて重要である。リンパ管造影後の透視下のリンパ節穿刺細胞診は非侵襲的で,検査時間も30分以内であり,さらに陽性リンパ節には,neoadjuvant療法後,再度の穿刺吸引にてneoadjuvant療法の評価ができるので大変有用である。今回は,リンパ管造影,リンパ節吸引生検の手技と,最近われわれが開発したリンパ節吸引細胞を用いた前立腺癌リンパ節転移の遺伝子診断法について述べる。
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