病院めぐり
越谷市立病院泌尿器科
諸角 誠人
pp.265
発行日 1996年3月20日
Published Date 1996/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901710
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越谷市立病院は埼玉県東部地域の基幹病院として昭和51年に越谷市により開設されました。越谷市は埼玉県東南部に位置し,東京都心から25Kmの地点にあります。西に綾瀬川,中央に元荒川,東に大落古利根川が流れる沖積平野にあるため,昔より稲作を中心とした農業が盛んに行われています。地場産業として「越谷だるま」でも知られ,手焼きせんべいや雛人形などいずれも農閑期の副業として始まったようです。このように書きますとのどかな農村風景を思いうかべがちですが,都心を結ぶ東武伊勢崎線・営団地下鉄日比谷線が南北に,JR武蔵野線が東西に走るため,近年東京のベッドタウンとして開発が急速に進み,人口も約30万と現在も増加の一途をたどっています。
越谷市立病院は前述のように昭和51年1月に一般病床90床としてオープンし,平成7年12月現在,診療科17科,病床数311床,常勤医43名で稼働しています。
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