連載 病院めぐり
越谷市立病院
山本 勉
pp.1152
発行日 2002年9月10日
Published Date 2002/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904737
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越谷市は人口31万人,都心から25km圏内のベッドタウンで,「水と緑と太陽に恵まれたふれあい豊かな自立都市」を目指しており,埼玉県東南部の中核都市です.南は草加市,北は春日部市に接し,それぞれの市には市立病院があり,また約2kmを隔てて獨協医科大学越谷病院があります.当院は昭和51年1月,351床の規模で開院し,地域の中核病院としての役割を果たしてまいりましたが,人口が急増し医療需要が逼迫する中で,平成12年,新病棟の竣工および旧病棟の改修により病床数481床に増床されました.以後,“smile, safety, satis—faction”の標語の下に,患者様のニーズに応える医療,安全な医療に徹した医療サービスに邁進しています.
当院は昭和63年に日本産科婦人科学会認定制度卒後研修指導施設に指定され,平成10年には厚生省の臨床研修指定病院に認定され,順天堂大学の研修関連病院として研修医の多くは同大学から派遣されています.病院は1次・2次救急病院を標榜し,年間の救急車搬送台数は約3,500台を数えています.
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