病院めぐり
公立学校共済組合近畿中央病院泌尿器科
若月 晶
pp.890
発行日 1995年10月20日
Published Date 1995/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901621
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公立学校共済組合近畿中央病院は公立学校すなわち小中高等学校の教員の共済組合の全国に八つある病院の一つで,大阪空港のある伊丹市にあります。地理的には阪急電鉄神戸線の塚口,名神高速尼崎インターチェンジからアクセスできる閑静な住宅街の中にあります。来年開院40周年を迎える総合病院で,病床数は453床,医師数は64名となっており,現在の建物は平成元年3月にできたものです。健康管理センター内に人間ドックおよび高血圧予防センターがあり,成人病の調査研究,予防治療なども行っています。
泌尿器科は昭和57年に阪大からの非常勤医師による診察を始めましたが,昭和63年より常勤体制となりました。平成4年度から私が部長を拝命し高栄哲,山田龍一の2名のスタッフとともに3名で診療を行っております。病棟は眼科,耳鼻科との混合病棟で定床制ではなく3科で56床を使用しています。当初定数がないことに不安がありましたが,病棟婦長の手腕のおかげで外来時点で手術日を決めて入院予定を組むことができることや患者数の増減に柔軟に対応できるなどの利点があり,むしろ病棟運営はやりやすいようにおもいます。
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