Japanese
English
講座 泌尿器科領域の光学的ME機器・5
超細径軟性内視鏡の原理と泌尿器科領域への適用
The Principle of Ultra-Thin Endoscope and its Applications for Urological Diagnosis
荒川 恒憲
1
,
大道 雄一郎
2
Tsunenori Arai
1
,
Yuichro Daidoh
2
1防衛医科大学校医用電子工学講座1
2防衛医科大学校泌尿器科2
1Department of Medical Engineering, National Defense Medical College.
2Department of Urology, National Defense Medical College.
キーワード:
超細径内視鏡
,
石英系ガラス画像用ファイバー
Keyword:
超細径内視鏡
,
石英系ガラス画像用ファイバー
pp.925-930
発行日 1994年11月20日
Published Date 1994/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901327
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
泌尿器科領域では硬性鏡が内視鏡診断・治療に主用されてきたが,最近開発された直径0.5〜2.0mmの超細径軟性内視鏡は,泌尿器科領域への応用が期待されている。従来の軟性内視鏡の技術では,画像用のファイバーのみで2.Omm程度の直径があり,内視鏡として構成すると直径5.0〜10.0mmになっていたが,新しい画像用ファイバーの発明で大幅な細径化が実現した。本稿では超細径内視鏡の原理を平易に解説し,その特性を明らかにする。また,現在検討中の超細径内視鏡を用いた診断にも言及し,この優れた医療機器の泌尿器科領域への適用を解説した。
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.