Japanese
English
講座 臨床医のための免疫学・14
スーパー抗原
Clinical Immunology for Physicians・14, Superantigen
石川 斉
1
,
澤田 滋正
2
Hitoshi Ishikawa
1
,
Shigemasa Sawada
2
1パリ大学
2日本大学付属練馬光が丘病院内科
1Cellular Biology, CHU-Necker, Paris University
2Department of Internal Medicine,Nerima Hikarigaoka Hospital, Nihon University School of Medicine
キーワード:
スーパー抗原
,
T細胞抗原認識
,
MHC拘束性
,
クローン除去
Keyword:
スーパー抗原
,
T細胞抗原認識
,
MHC拘束性
,
クローン除去
pp.679-684
発行日 1993年8月20日
Published Date 1993/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901011
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ヘルパーT細胞が外来抗原を認識し,活性化され種々の免疫反応を行うためには,抗原の他に抗原提示細胞でのプロセッシング,MHCクラスⅡ分子との結合,およびMHC拘束性が必要である。これら一般抗原とは異なり,MHCクラスⅡ分子存在下で,そのMHCハプロタイプには拘束されず,特定のT細胞抗原レセプターVβ鎖に結合し,T細胞活性化を促す抗原の概念として,スーパー抗原が最近提唱されている。
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