Japanese
English
講座 臨床医のための免疫学・13
アポトーシス(プログラム細胞死)
Apoptosis:Programmed Cell Death in Immumity
康 浩一
1
,
澤田 滋正
2
Koichi Ko (Hoil Kang)
1
,
Shigemasa Sawada
2
1日本大学医学部第一内科
2日本大学付属練馬光が丘病院内科
1First Department of Internal Medicine, Nihon University School of Medicine
2Department of Internal Medicine, Nerima Hikarigaoka Hospital, Nihon University School of Medicine
キーワード:
自己免疫疾患
,
アポプトーシス(アポトーシス)
,
細胞性免疫
Keyword:
自己免疫疾患
,
アポプトーシス(アポトーシス)
,
細胞性免疫
pp.553-557
発行日 1993年7月20日
Published Date 1993/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900985
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
生体が正常に維持されるためには,生体を構成している細胞,特に免疫系がうまく調整されていなければならない。アポトーシス(apoptosis)は,プログラム細胞死ともよばれ,積極的に制御されている細胞死であり,発生,分化を含めた生体の維持に重要な細胞死である。アポトーシスは,免疫寛容,グルココルチコイドによる胸腺萎縮,放射線によるリンパ球障害などでみられ,さらに最近,自己免疫疾患の発症,発癌への関与も提唱されている。
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.