Japanese
English
講座 臨床医のための免疫学・5
自己免疫病の発症メカニズム
Etiopathology of Autoimmune Diseases
飯島 眞悟
1
,
澤田 滋正
2
Shingo Iijima
1
,
Shigemasa Sawada
2
1横須賀市立市民病院内科
2日本大学医学部練馬光が丘病院内科
キーワード:
免疫学
,
自己免疫疾患
Keyword:
免疫学
,
自己免疫疾患
pp.925-930
発行日 1992年11月20日
Published Date 1992/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900729
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自己免疫疾患は,自己寛容の破綻が発症原因と考えられている.ここでは免疫学の基礎となる免疫応答の調節機構を解説し,さらに自己免疫疾患の発症メカニズムについて,現在までに提唱されたサプレッサーT細胞機能低下説,多クローン性B細胞活性化説,共通抗原説,イディオタイプ説,サイトカインの異常説,隔絶抗原説について述べた.また泌尿器科領域における自己免疫疾患と考えられる,男性不妊症と間質性膀胱炎について解説した.
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