Japanese
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手術手技 新しい手術・5
膀胱粘膜を用いた尿道形成術
Urethroplasty Using Bladder Mucosa
馬 大任
1
Da-Ren Ma
1
1中国安徽省蚌埠市第三人民病院泌尿科
1People's Republic of China, Anhui Province, Bengbu City,The Third People's Hospital
キーワード:
手術手技
,
尿道下裂
,
尿道形成術
Keyword:
手術手技
,
尿道下裂
,
尿道形成術
pp.919-923
発行日 1992年11月20日
Published Date 1992/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900728
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尿道下裂に対する膀胱粘膜を用いた一期的尿道形成術を紹介する.手技の要点は,Buck筋膜と陰茎白膜の間を剥離して陰茎腹側に十分な厚さのある皮膚を移動できるようにし,索切除ののち,管状に縫合した遊離膀胱粘膜片を尿道に吻合し,亀頭部に新尿道口を開口させる。適応年齢は6〜10歳頃が望ましい.術後,滲出液を防ぐため創部を圧迫するほうがよい.また,尿道口からストレプトマイシン1gを注入する.通常はカテーテル留置は行わない(場合によっては,特製シリコンステントを前部尿道に留置することがある).一時的尿路変更として恥骨上膀胱瘻を造設し,2〜4週後抜去する.術中は無菌法,張力減少,止血,排液に注意し,適量の女性ホルモンと有効な抗生物質を投与する.術後早期は頻繁な排尿を禁止する.
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