小さな工夫
自分で行う尿失禁定量テスト
北田 真一郎
1
,
山口 孝則
1
1宮崎医科大学泌尿器科学教室
pp.1010
発行日 1990年11月20日
Published Date 1990/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900205
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尿失禁定量テストは,腹圧性尿失禁の重症度の判定や治療法の選択する上での評価基準として広く用いられている.一般にこの方法は,病院の外来または入院中に行われている.私どもの病院では,患者さんに図のような説明書を渡し自分自身でも行うように指導している.
メリットとしては次のようなものがあげられる.1)自分でいろいろな環境下で行える.テストの結果,午前と午後では午後の方が多かったという人もいるし,心配事が多いと尿失禁量が増えたと言う人もいる.
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