特集 泌尿器科医が知っておくべき感染症ベストコレクション
腹膜炎
末永 尚浩
1
,
畑 啓昭
2
1国立病院機構京都医療センター 外科
2国立病院機構京都医療センター 外科・感染制御部
キーワード:
腹膜炎
,
特発性細菌性腹膜炎
,
腹水検査
,
pseudo renal failure
Keyword:
腹膜炎
,
特発性細菌性腹膜炎
,
腹水検査
,
pseudo renal failure
pp.942-948
発行日 2024年11月20日
Published Date 2024/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413208251
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▶ポイント
・二次性腹膜炎では,早期の診断と外科的な介入が必要である.介入後も症状が改善しない場合は,画像検査などを再検討し,治療が遅れないようにする.
・腹水の貯留した患者の術後には,一次性腹膜炎(特発性細菌性腹膜炎)に準じた病態が生じることがあるので注意を要する.
・診断に悩む腹膜炎では,結核性腹膜炎を鑑別に挙げる.
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