特集 ゲノムアレルギーからの脱却―泌尿器科医がぜひ知っておきたいゲノムの知識
〈Germline遺伝子異常と泌尿器がん〉
遺伝子多型と泌尿器がん
塩田 真己
1
1九州大学大学院医学研究院 泌尿器科学分野
キーワード:
遺伝子多型
,
発がんリスク
,
薬物療法
Keyword:
遺伝子多型
,
発がんリスク
,
薬物療法
pp.622-627
発行日 2024年8月20日
Published Date 2024/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413208189
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▶ポイント
・遺伝子多型は1%以上の頻度でみられる生殖細胞系列におけるゲノム配列の違いである.
・複数の遺伝子多型を用いることで泌尿器がん,とりわけ前立腺癌の発がんリスクの層別化が可能である.
・遺伝子多型は薬物療法の治療成績と関連しバイオマーカーとして有望である.
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