今月の主題 遺伝子多型と疾患
総論
遺伝子多型解析法
菅野 康吉
1
,
執行 雅紀
1
,
谷口 高広
1
,
深山 紀子
1
Kokichi SUGANO
1
,
Masanori SHIGYO
1
,
Takahiro TANIGUCHI
1
,
Noriko FUKAYAMA
1
1国立がんセンター中央病院臨床検査部
キーワード:
遺伝子多型
,
PCR
Keyword:
遺伝子多型
,
PCR
pp.1507-1517
発行日 1998年11月15日
Published Date 1998/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916894
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遺伝子多型の解析の多くは,従来Southern blot法により行われていた.ヒトゲノムプロジェクトの進歩によって,最近ではPCR法で解析可能な多数のマイクロサテライト型多型が利用可能となり,臨床検体を用いた解析技術は飛躍的に進歩している.これらの新しい多型マーカーの利用にはヒトゲノムに関する情報の把握が重要であり,多型解析の技術的問題に加え,インターネットを通じた遺伝子情報へのアクセスの方法などについても解説した.
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