特集 泌尿器腹腔鏡手術ガイドラインを紐解く―EBMに基づいた手術選択
副腎腫瘍に対する腹腔鏡下手術―単孔式および副腎部分切除に関して
今村 有佑
1
,
坂本 信一
1
,
市川 智彦
1
1千葉大学大学院医学研究院泌尿器科学
キーワード:
腹腔鏡下副腎摘除術
,
単孔式腹腔鏡手術
,
LESS
,
腹腔鏡下副腎部分切除術
,
LPA
Keyword:
腹腔鏡下副腎摘除術
,
単孔式腹腔鏡手術
,
LESS
,
腹腔鏡下副腎部分切除術
,
LPA
pp.6-10
発行日 2024年1月20日
Published Date 2024/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207988
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
▶ポイント
・腹腔鏡手術は良性副腎腫瘍における第一選択の標準術式として確立されている.
・単孔式腹腔鏡手術は従来の腹腔鏡手術に劣らないと思われるが,症例数が少ないこと,前向き研究が少ないことよりエビデンスレベルは低い.
・副腎内分泌疾患における腹腔鏡下副腎部分切除術は,全摘除術と比較し優劣は明確でないが,周術期の優位性,症状持続や再発の可能性について十分なインフォームド・コンセントが必要である.
Copyright © 2024, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.