増刊号特集 専門性と多様性を両立させる! 泌尿器科外来ベストNAVI
●腫瘍外来●
去勢抵抗性前立腺癌
広重 佑
1
,
井川 掌
1
1久留米大学医学部泌尿器科学講座
pp.169-172
発行日 2022年4月5日
Published Date 2022/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207510
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代表的主訴
●ホルモン療法施行中におけるPSA値の上昇.
●ホルモン療法施行中における新規転移病変の出現もしくは既存転移病変の増大.
Point
◉PSA値の推移のみでなく,定期的な画像診断を組み合わせて病勢を評価する.
◉非転移性去勢抵抗性前立腺癌(M0 CRPC)と転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)の病態が存在し,それぞれに応じた薬剤選択を行う.
◉アンドロゲン受容体標的薬(ARAT)投与後に進行した去勢抵抗性前立腺癌に対しては,PARP阻害薬であるオラパリブのコンパニオン診断が可能である.
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