増刊号特集 専門性と多様性を両立させる! 泌尿器科外来ベストNAVI
●尿路・性器の感染症●
複雑性膀胱炎
大平 伸
1
1川崎医科大学泌尿器科学教室
pp.30-32
発行日 2022年4月5日
Published Date 2022/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207479
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代表的主訴
●多くは無症候性.
●急性増悪時は,頻尿,排尿時痛,残尿感,尿混濁.
●発熱は基本的に来さない.
Point
◉複雑性膀胱炎は,基礎疾患の治療が重要であり,抗菌薬は補助的治療である.
◉抗菌薬は,起因菌が判明するまで抗菌スペクトルが広く,抗菌力に優れている薬剤を選択する.
◉起因菌と薬剤感受性が判明すれば,empirical therapyからdefinitive therapyにスイッチする.
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