特集 尿道狭窄に対する尿道形成術の極意―〈特別付録Web動画〉
球部尿道狭窄に対する狭窄部切除・尿道端々吻合術
田村 芳美
1
1国立病院機構渋川医療センター泌尿器科
キーワード:
球部尿道狭窄
,
狭窄部切除・尿道端々吻合術
,
EPA
Keyword:
球部尿道狭窄
,
狭窄部切除・尿道端々吻合術
,
EPA
pp.10-13
発行日 2022年1月20日
Published Date 2022/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207412
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▶ポイント
・狭窄部を切除しても陰茎が屈曲せず緊張のない尿道吻合が可能な症例,すなわち狭窄長2cm未満の球部狭窄が狭窄部切除・尿道端々吻合術(EPA)のよい適応である.
・狭窄部の完全切除,7〜10mmの尿道spatulateにより幅広い吻合口の形成,緊張のない吻合を行うための十分な尿道剝離が成功の鍵である.
・尿道の剝離は可能な限り鋭的に行う.鈍的に剝離すると正常な尿道を損傷し,利用できる尿道の長さを犠牲にすることがある.
*本論文中、[▶動画]マークのあるものにつきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2024年1月末まで公開)。
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