増刊号特集 泌尿器科当直医マニュアル
外来編
緊急対応を要する疾患・トラブル
男性の尿道外傷(骨盤骨折)
堀口 明男
1
,
尾島 健一郎
1
,
新地 祐介
2
1防衛医科大学校泌尿器科学講座
2国立病院機構西埼玉中央病院泌尿器科
pp.62-66
発行日 2021年4月5日
Published Date 2021/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207167
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絶対に見逃してはいけないポイント
☞骨盤骨折の患者を診療する際には,外尿道口からの出血や肉眼的血尿がなくても,尿道外傷の可能性を常に念頭に置く.
☞尿道外傷が確認されたらすみやかに尿道カテーテルを留置,もしくは膀胱瘻を造設して尿のドレナージを図る.
☞尿道カテーテル挿入が困難な場合には,無理をせず膀胱瘻造設を選択する.
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