Japanese
English
特集 複合免疫療法とは何か? 腎細胞癌の最新治療から学ぶ
〈将来展望〉
腎細胞癌におけるバイオマーカーの将来展望
Future direction of novel biomarkers for renal cell carcinoma
竹村 弘司
1
,
三浦 裕司
1
Kohji Takemura
1
,
Yuji Miura
1
1虎の門病院臨床腫瘍科
キーワード:
がん免疫療法
,
IO
,
PBRM1遺伝子変異
Keyword:
がん免疫療法
,
IO
,
PBRM1遺伝子変異
pp.132-137
発行日 2021年2月20日
Published Date 2021/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207122
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
▶ポイント
・腎細胞癌はほかの固形腫瘍と比べて,免疫学的に特殊な側面がある.
・PBRM1遺伝子変異ががん免疫療法の効果予測因子であることについて,現時点で一定の見解は得られていない.
・将来的には遺伝子変異のパターンに応じて,個々の症例で最適な治療を選択できるようになることが理想である.
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.