増刊号特集 泌尿器科診療の最新スタンダード―平成の常識は令和の非常識
腫瘍
部位別
前立腺癌:放射線治療
大西 洋
1
1山梨大学医学部放射線医学講座
pp.66-69
発行日 2020年4月5日
Published Date 2020/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206858
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以前の常識
・現場での根治的治療の第一選択はほぼ手術であった.
・強度変調放射線治療(IMRT)は保険収載されたばかりで,三次元原体照射で総線量は70Gy/35分割程度が一般的であった.
・高リスク群ではリンパ節の予防照射が一般的であった.
現在の常識
・手術と放射線治療は同等の根治的治療と広く理解されている.
・IMRTで72〜78Gy/36〜39分割程度が標準的に実施されている.
・予防的リンパ節照射はほとんど行われていない.
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