増刊号特集 泌尿器科診療の最新スタンダード―平成の常識は令和の非常識
腫瘍
部位別
膀胱癌:手術治療(膀胱全摘除術)
畠山 真吾
1
,
米山 高弘
2
,
大山 力
3
1弘前大学大学院医学系研究科先進血液浄化療法学講座
2弘前大学大学院医学系研究科先進移植再生医学講座
3弘前大学大学院医学系研究科泌尿器科学講座
pp.45-48
発行日 2020年4月5日
Published Date 2020/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206853
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以前の常識
・根治的膀胱全摘除術は開腹手術で行い,出血量は1000〜2000mLが通常であった.
・尿路変向も開腹手術で行うのが通常であった.
現在の常識
・根治的膀胱全摘除術は腹腔鏡下ロボット支援手術で行い,膀胱全摘除術単独の出血量は100mL程度に抑えることができる.
・尿路変向も腹腔鏡下ロボット支援手術で行い,回腸導管や新膀胱造設も行えるようになっている.
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