病気のはなし
腎細胞癌
占部 文彦
1
1東京慈恵会医科大学泌尿器科
pp.1276-1281
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543208195
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Point
●腎細胞癌は腫瘍が増大または転移するまでは症状が出現しないことが多く,近年では健康診断の超音波検査などで偶発的に発見される場合が多い.
●腎細胞癌が疑われた場合,MRIや造影CT検査を用いて悪性の診断および治療介入前評価を多角的に行う.
●転移性腎細胞癌に対する分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬の導入により,治療成績の向上が期待されている.
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